一般社団法人 里山ソーシャルデザインは、房総サーキュラーエコノミー推進協議会の事務局を担当しています。
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房総サーキュラーエコノミー推進協議会
サーキュラーエコノミー (循環経済 以下 CE)を実現するための情報発信、企業・団体へのCE導入支援、産学官民の連携強化と政策提言をおこないます。
サーキュラーエコノミー概略図
出典:オランダ「A Circular Economy in the Netherlands by 2050 -Government-wide Program for a Circular Economy」(2016)より新たに作成
CEは、製品の廃棄を減らし繰り返し利用することで、地球温暖化防止に貢献し、また、環境負荷を低減することから生物多様性の維持に寄与する、と言われています。
現在、国際紛争が日常化するなか、不安定なグローバル・サプライチェーンにおいて、資源・エネルギーや食料を確保する安全保障対策として、リユースやリサイクルを推進するCEは、欠かせない取り組みとなりました。
さらに、CEに係る規制を強化し、ゲームチェンジを目指すEUの政策により、CEは、これからの産業競争力の源泉、成長産業の一つ、と言われています。
日本でも、国や企業による連携が始まり、また、市民レベルでの取り組みが求められています。
市民として、産業界として、今から直ぐにできることを、1つずつ着実に進めていくことを目的として、房総サーキュラーエコノミー推進協議会(以下 協議会)を設立しました。
協議会は、経済産業省がCE実現を目指して設立した、産官学の連携を促進するためのパートナーシップ “サーキュラーパートナーズ” に参画してCE情報を収集し、自治体、商工会議所、教育機関等と情報を共有しながら、地域でCEを推進します。
▶︎CPsに係る活動についてはこちら
CE実現には、「回収」がキーワードになりますが、産業界だけでは実現できず、市民皆の参加・協力が不可欠です。
協議会は、CEの実現に向け、産学官民が連携する、コレクティブインパクトで取り組みます。
製品の企画段階からゴミをつくらない設計に変えることが肝要ですが、様々な調整に年月がかかることから、まずは、身近な廃棄物の削減に係る取り組みからスタートします。
皆さまのご協力、ご参加をお待ちいたしております。
本協議会の目的と活動
●CEマップ&リスト等 CEに係る情報発信
●企業・団体における CE導入支援
●産学官民の連携強化と政策提言 他
推進協議会メンバー紹介
房総サーキュラーエコノミー推進協議会 会長
雪田康夫
茂原産業株式会社 代表取締役
www.mobarasangyo.co.jp
日頃からバッテリーのリファービッシュ(リユース)事業を展開しています。
今、多くの方々が、温暖化等による水害や生態系の変化など、環境問題が深刻化している様子を目の当たりにして、大量生産・消費・廃棄システムの限界を感じていることと思います。
私たちが地球上で生活していく上で「何が一番ハッピーなのか?」「経済システムはどうあるべきか?」。
私たち一人ひとりが自分ごととして、廃棄物削減を目指すCEについて考え、取り組んでいきましょう。
房総サーキュラーエコノミー推進協議会 監事
内川毅
千葉県 茂原商工会議所 工業部会 部会長
昌和プラスチック工業株式会社 代表取締役
showaplastics.jp
プラスチック製造業はハンガーや容器など、大量生産にこれまで携わってきましたが、2023年頃から「リサイクル材料を使って製造してほしい」「木や紙といった天然材料を一部に使い、石油資源を少なくした製品をつくりたい」という問い合わせが、一段と増えています。
私たちは長年、省資源化に取り組んでいる自負はありますが、つくる、運ぶ、使う、回収するといった、すべてが繋がらないと、CEは実現しません。
様々な方々との連携を深めていきたいと思います。
房総サーキュラーエコノミー推進協議会 事務局長
杉田基博
トランローグ有限会社 代表取締役
tranlogue.jp
一般社団法人里山ソーシャルデザイン 代表理事
6238.chiba.jp/about-us/
2021年10月に開催した資源エネルギーの安全保障に係る勉強会において、千葉県長生郡市には、バッテリーのリフレッシュ、放置竹林のバイオプラスチック化、廃校跡地におけるパソコンリユースなど、CEに取り組む企業や団体が複数あることに気づきました。
さらに多くのCE企業・団体・店舗を探して連携するなど、CE実現に向けた取り組みを加速させるため、本協議会の設立に至りました。
人手不足が深刻化するなか、次の世代にバトンを渡せるよう、地域を越えて、業界・業種を越えて協力しましょう。
事務局:一般社団法人 里山ソーシャルデザイン
千葉県長生郡睦沢町岩井深田522
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