房総サーキュラーエコノミー推進協議会は、 “茂原七夕まつりゴミ減プロジェクト” に協力しています
2024年2月に、房総サーキュラーエコノミー推進協議会(以下 協議会)が共催した “経済産業省講演 サーキュラーエコノミー オープンワークショップ” で千葉県 茂原七夕まつりのゴミ問題について提起した千葉県立茂原高等学校。(▶︎オープンワークショップのコラムへ)
同校2年生が中心となり、今年で70周年を迎える祭りに向けて “茂原七夕まつりゴミ減プロジェクト” を企画しました(▼下記“七夕まつりゴミ減プロジェクト” 概要をご参照ください)。
茂原市役所を訪ね、プロジェクトへの協力を依頼する茂原高校生と先生、茂原商工会議所、房総サーキュラーエコノミー推進協議会のメンバーでミーティング
協議会は、生徒たちの活動に協力。協議会メンバーの昌和プラスチック工業は、高校生が収集したペットボトルのキャップをリサイクルした、先割れスプーンを製造します。
先割れスプーンは、茂原七夕まつり会場内の千葉県茂原商工会議所が主催する“TANABATA みらい横丁”で、限定販売されます。
購入時に付与された半券を、TANABATA みらい横丁の出店者に提示すると、店ごとに異なる特典が、1回のみ得られるそう。
価格は織姫・彦星のペア、特典付きで300円(消費税なし)。場所は榎町通りフェスタ21会場の隣り(茂原市高師845-29)です。
是非現地でチェックしてみてください!
U P C Y C L I N G
茂原高校生と昌和プラスチック工業のスタッフのコラボレーションで、
ペットボトルのキャップが先割れスプーンにアップサイクルしました
●高校生が収集、分別、洗浄したペットボトルのキャップを「白」「暖色系」「寒色系」「黒・グレー」に4分類
●4分類でスプーンを試作。さらに好みの色をセレクト
●粉砕機でキャップを粒状に
●粉砕されたキャップを射出成形機で溶かしてスプーンに成形
●試作したスプーンを使って様々な食品を試食。使い勝手を検証しました。
●最後に、体験・検証結果、今後の検討課題等についてディスカッション
期待通りの完成品。想定した色が出なかった完成品と様々ですが、どれも少しずつ色合いが異なる等、小ロット生産ならではの価値ある製品に仕上がり、見事にアップサイクルされました!
茂原高校生と昌和プラスチック工業とのコラボレーションの様子は、千葉テレビや朝日新聞、毎日新聞、千葉日報、茂原市役所秘書広報課、ちばごと もばらって編集部さん等、メディアが多数取材。
七夕の織姫・彦星をモチーフにしたサーキュラーエコノミーグッズは、プロ顔負けのストーリー展開。
子どもの頃からSDGsを学んだ世代が、サーキュラーエコノミーを実現してくれる日が目に浮かぶようです。
千葉テレビ チバnews 放映
“茂原七夕まつりゴミ減プロジェクト”をきっかけに、地域の皆さんのゴミに対する意識が変わり、1人でも多くの方にサーキュラーエコノミーを実践いただけるよう、ご協力ください!
【企画・製造・協力】
企画 千葉県立茂原高等学校 第2学年生徒
製造 昌和プラスチック工業株式会社
協力 茂原商工会議所
茂原市役所 環境保全課
茂原市役所 商工観光課
房総サーキュラーエコノミー推進協議会
【“茂原七夕まつりゴミ減プロジェクト” 概要 】
①地元企業と連携し, 回収したペットボトルキャップを原材料として, リユース先割れスプーンを企画製造し販売
・製造のため, 10,000個以上のペットボトルキャップを必要とする予定
・スプーンのデザインは, 本校生徒による考案
②分別して捨てたくなる,“お洒落なゴミ箱づくり”と設置
③茂原銘産品PR会場での “リユースコップの利用促進”
④ゴミの分別・洗浄 “回収ステーションの設置と運営”
▶︎茂原七夕まつりゴミ減プロジェクト実施後の成果と課題はこちら
【第70回茂原七夕まつり】
2024年7月27日(土)・28日(日)
http://www.mobara-tanabata.com
事務局:一般社団法人 里山ソーシャルデザイン
千葉県長生郡睦沢町岩井深田522
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