BOSO Circular Economy

房総サーキュラーエコノミー推進協議会

エコプロ2025 出展レポート

本業の垣根を超えて。“千葉でつくれる仲間”と挑んだサーキュラーエコノミーの実装

出展4社のCEマップ&リストNo.
昌和プラスチック工業(株):N0. 002
(株)セイコーインターナショナル:No. 003
合同会社メイクスアンドシングス:N0. 010
(有)ワイピーシー:No. 015
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レポート:協議会 眞鍋イベント運営委員
2026年3月31日公開

協議会は、本活動を後援し、眞鍋イベント運営委員が、4社の展示の企画・デザイン・運営を担当し、レポートします。展示会出展後は、プロスポーツファン向けのリサイクルグッズ提案、使用済み内装材を再生原料に戻してアップサイクル商品化、商業施設におけるファミリー向けCE関連ワークショップ開催等、CE普及・啓発の取り組みが伸展しています。

エコプロ2025
エコプロ2025
エコプロ2025

日経新聞社主催エコプロ2025
2025年12月10日(水)~12日(金)
東京ビッグサイト東ホール ブースNo. 6-050

2025年12月、東京ビッグサイトで開催された日本最大級の環境展示会“エコプロ2025”。私たち協議会会員とCEマップ&リスト参加企業の有志による“Chiba Circular Makers”は、千葉県内のものづくり企業とデザイナーによる連携チームとして出展いたしました。
本記事では、私たちの活動の原点である“海洋プラスチック問題”への挑戦から、会場での熱気あふれる交流の様子までをレポートします。

原点:対馬の海を埋め尽くすプラスチックへの挑戦
長崎県対馬沖。元々は美しい海岸だったこの沖に、地理的要因からおびただしい量の海洋プラスチックが漂着し、近年深刻な環境課題に直面しています。
“この海を埋め尽くす厄介者を、新たな資源へと生まれ変わらせたい”。そんな強い使命感からプラスチックリサイクラーである、(株)セイコーインターナショナル(長生郡)は、回収した海洋プラをペレット(素材)にした“Re:Ocean @ TSUSHIMA”の製造販売を行っています。

Chiba Circular Makersをつくった思い
“千葉には、つくれる仲間がいます”
セイコーインターナショナルの熱意に呼応するように、千葉県内のものづくり企業とデザイナーが集結しました。
千葉県内にはディスプレイや精密機器製造で培った技術・実績・設備を持つ工場=メーカーがあります。そこに、価値を伝えるデザイナーが加わり、これらを繋ぎ合わせ、サーキュラーエコノミーを具体的な“モノ”として社会実装するために結成されたのが以下のメンバーです。

エコプロ2025

素材:(株)セイコーインターナショナル
/再生ペレット製造

エコプロ2025

設計・金型:昌和プラスチック工業(株)(茂原市)
/3D設計・試作金型

エコプロ2025

成形:(有)YPC(千葉市)
/2色成形・REN BLOCKコラボ

エコプロ2025
エコプロ2025

企画・デザイン:(同)メイクスアンドシングス(千葉市)
/企画・流通支援

エコプロ2025

試行錯誤の準備期間と試作
2025年春からチームを結成し、出展に向けた準備を開始。素材の特性を理解し、その魅力を引き出すために実験を繰り返しました。

私が注力したのが、自社のオリジナルキャラクター“OVO(オヴォ)”に海洋プラスチックを使用した試作です。海洋プラをどの程度混ぜるとどのような色味や風合いになるのか、配合率を変えながら検証を重ねました。展示では配合による表情の違いを視覚的にわかりやすいように遊べる色見本として提示しました。
また、昌和プラスチック工業の技術と遊び心を活かしたプラモデルロボットのフィギュアや、YPCの自社商品でロングセラーを誇る“REN BLOCK”に海洋プラを用いたプロトタイプなど、単なるリサイクル品に留まらない“欲しくなる製品クオリティ”を追求しました。

エコプロ2025
エコプロ2025

Patagoniaコラボが生んだビジネスの熱気
当日、会場で特にアイキャッチとなったのが、セイコーインターナショナルと“Patagonia(パタゴニア)”のコラボ製品のフリスビーやハンガーの展示です。“あのパタゴニア製品が、千葉でつくられている”という事実は、来場者に強い印象を与えました。

これをきっかけに、自治体や環境配慮型ビジネスを目指す事業者、材料メーカーなど多様な来場者と深い対話が生まれ、出展者同士でも“旬”な情報交換が盛んに行われるなど、確かなビジネスの手応えを感じる場となりました。

子どもたちと大盛り上がり!海洋プラクイズとロボット
ビジネス層との商談の一方で、ブースには常に環境学習の一環で来場した関東の小中学生たちの楽しげな声が響いていました。私たちはブース内で子どもたちに向けて“海洋プラスチッククイズ”を実施しました。
“このプラスチックはどこから来たと思う?”といったクイズを出題し、見事正解した子どもたちには、昌和プラスチック工業が製作した特製海洋プラモロボットをプレゼントしました。受け取った子どもたちは“すごい!” “この色が欲しい!”と大喜び。
彼らの笑顔は、私たちにとっても“ものづくりの楽しさ”を再確認し、この活動を続けていくモチベーションとなりました。

エコプロ2025
エコプロ2025

おわりに
Chiba Circular Makersは、今回のエコプロ2025への出展を通じ、チームの結束を深め、千葉のポテンシャルを全国へ発信することができました。ここで得た知見とネットワークを活かし、次はさらに具体的な“製品化”と“社会実装”に向けて、千葉の地からアクションを続けてまいります。

エコプロ2025

出展4社のCEマップ&リストNo.
昌和プラスチック工業(株):N0. 002
(株)セイコーインターナショナル:No. 003
合同会社メイクスアンドシングス:N0. 010
(有)ワイピーシー:No. 015
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協議会は、CEマップ&リストに掲載いただける企業・団体の参加をお待ちしています。また、CEマップ&リストに参加いただいた企業・団体同士のコラボを応援しています。気軽にお問い合わせください。

一般社団法人 里山ソーシャルデザイン
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