サーキュラーエコノミー勉強会

“経済産業省 講演 サーキュラーエコノミー オープンワークショップ” を開催しました

サーキュラーエコノミー オープンワークショップ

2024年2⽉26⽇(⽉)、サーキュラーエコノミー(循環経済 以下CE)に係るオープンな勉強会を無料で開催しました。

当⽇は、オンラインにて、経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課 課⻑補佐 吉川泰弘様に、CE政策についてご講演いただきました。

 

サーキュラーエコノミー オープンワークショップ
サーキュラーエコノミー オープンワークショップ

リアル会場となった千葉県 茂原商工会議所 大会議室から、千葉県⽴茂原⾼等学校1年生の2組が茂原七夕まつりのゴミ問題について提言しました。
その後、本提言から「七夕まつりゴミ減プロジェクト」が実現しました。(▶︎ゴミ減プロジェクト製作過程はこちら/ゴミ減プロジェクト実施後の成果と課題はこちら)

なお同校は、茂高街塾というキャリア教育が評価され、2023年度キャリア教育優良学校として、文部科学大臣表彰を受賞しました。

サーキュラーエコノミー オープンワークショップ
サーキュラーエコノミー オープンワークショップ

当日は、会場に23名、オンラインで13名が参加し、活発な意見交換がおこなわれました。

経産省・吉川さま講演
●資源循環経済政策の変遷:1Rから3Rそしてサーキュラーエコノミーへ
●CE移行の背景:世界が直面する経済社会の変化・課題
●CEの目的と市場規模
●CEと成長志向型の資源自律経済
 CEの取り組みは環境だけに特化させると経済性の点で持続可能ではない。経済と環境を両立させる形でデザインすることも重要。
●日本における循環資源等の利活用については改善の余地あり
●ライフサイクル全体での動静脈産業※の連携による「資源循環市場」の創出
※動脈産業は製品の製造等を行う産業。静脈産業は製品廃棄後、リサイクルや適正処分等を行う産業。
●成長志向型の資源自律経済戦略
●産官学連携のパートナーシップ『サーキュラーパートナーズ(CPs:シーピーズ。以下CPs)』の発足と目的・概要

質疑応答
●CE市場規模の内訳と、中小零細企業として事業化が期待できる分野について
●CEに係る 中小零細企業の情報収集と実務対応について
●国として注力したい製品分野とその循環について
●飲食店間のネットワーク拡充でフードロス対策としてのシェア販売、ポイントアプリなどの導入について
●B to C企業は、消費者がまだCEマインドに達してない状況の中で、どのように取り組むべきか
●各国リサイクル率の差を生む要因について
●その他

今後もオープンな勉強会をはじめ、CEに興味ご関心のある皆さまと意見交換をおこなう場を設けます。
知りたい情報、ディスカッションしたいテーマがありましたら、是非ご連絡ください.

主催:千葉県 茂原商⼯会議所 ⼯業部会 
共催:房総サーキュラーエコノミー推進協議会
協⼒:トランローグ有限会社
   ⼀般社団法⼈ ⾥⼭ソーシャルデザイン
   千葉県⽴茂原⾼等学校

開催日:2024年2月26日(月)
会 場:茂原商工会議所大会議室ならびにオンライン

★下記の所属・役職等は、開催当時のものです。

●16: 00 開会の挨拶
開催の経緯と展望
●16: 20 千葉県立茂原高等学校1年生より問題提起
『茂原七夕祭りのゴミ問題』

●16: 35 経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課 課長補佐
吉川 泰弘さま
講演『サーキュラーエコノミー政策について』

●17: 05 質疑応答

事前質問への回答と当日の質疑応答

●17: 30 希望者全員で簡単な自己紹介と意見交換

●18: 00終了

事務局:一般社団法人 里山ソーシャルデザイン
千葉県長生郡睦沢町岩井深田522
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